洋服レンタルサブスクのメリット・デメリットを元利用者が紹介
以前、メチャカリという洋服レンタルのサブスクを利用していました。
その体験をもとに、私が感じた洋服レンタルのサブスクのメリットとデメリットを紹介します。
目次
メリット
クローゼットに余裕ができる
レンタルの場合服がたまらないので、クローゼットがいっぱいいっぱいになりません。
クローゼットがパンパンだと、服を探したり出し入れする手間がかかってしまうので、それがなくなるのは大きなメリットだと思います。
引っ越しの時も荷物が減るので楽ですね。
自分に合う服を研究できる
ひたすら色んな服を着てみて、自分に合う服を研究できるのは良いと思います。
私自身サブスクを利用していた頃は、自分に合う服がわからず迷走していたので、自分なりのスタイルを見つけるために色んな服を試していました。
普段買わないような服もレンタルだからこそ挑戦できましたし、その中で「意外とこういう服もありかもしれない」と発見もありました。
服を買いに行かなくて良い
実店舗に服を買いに行く場合、そもそもお店までの往復に時間かかりますよね。
また、例えばユニクロなど大きい店舗だと、お店の中を歩き回って、試着するために並んで、買いたくなったら今度はレジに並んで、やっと買えるみたいなこともありますよね。
逆に小さい店舗の場合、店員さんに話しかけられたりして、「試着を勧められたから試着しないといけない」、「試着したら買わないといけない」みたいな変なプレッシャーを感じることもあったりして、煩わしい時もあると思います。
サブスクだと基本ネット注文なので、お店に行く手間や煩わしさがなく、とても楽です。
レンタルしてから買うと失敗しづらい
大体のサブスクでは、レンタルした服を購入できます。
レンタルしてから買うことで、2つの理由から他の手段で買うよりも失敗の確率がかなり減ると考えています。
1つは、家のクローゼットにある服と合わせて着れるからです。
実店舗で買う場合、その時に着ている服と合わせて試着できても、クローゼットにある服とは合わせて試着できません。
なんとなく「あの服と合いそう」「着回しできそう」と思って買っても、実際に合わせてみるとしっくり来なかったり、着回ししづらかったケースはあると思います。
レンタルしてから買う場合は、家で好きなだけ色んな服と合わせて着れるので、そういった失敗を防げます。
失敗しづらいもう1つの理由は、買う前に服を着て外に出かけられるからです。
クローゼットの服と合わせて試着できるのは、レンタルでないネット注文のサービスでも可能な場合がありますが、買う前の服を着た状態で屋外に出かけるのは禁止されている場合が多いと思います。
一方でレンタルの場合は買う前にその服を着て出かけられるので、「意外と動きづらい」「ポケットが使いづらい」など、単なる試着では気づけない点に気づけます。
服を着て出かけられると、友達や恋人の反応が見れるのも良いですね。
デメリット
注文してから届くまでに時間がかかる
実店舗で服を買う場合は、服が欲しい時に手に入りますが、サブスクだとネット注文が基本なので、届くまでに3~5日程度かかることが多いです。
そこで特に不便だと思うのが、服を交換する時です。
実店舗だと、「この服違うな」と思ったらすぐに別の服を取ってきてまた試着できますが、サブスクだと返却してから次の服が届くまで待たないといけないので面倒でした。
服を交換する頻度が少ない場合は、買った方が安い
サブスクを利用していても交換する頻度が少ない場合、長期的に見れば普通に服を買ったほうが安い場合が多いです。
なので節約の面で言うと、「たくさん交換して色んな服が着たい!」という人でないとあまり効果ないと思います。
服の選択肢が限られる
レンタルの場合、選べる服のブランドや種類は普通に買うよりも限られています。
さらに人気のアイテムはすぐに売り切れてしまうので、服のバリエーションを強く求める人にとってはデメリットといえると思います。
とはいえめちゃくちゃ限られているというわけでもなく、服への興味がそこまで強くない私はあまり困りませんでした。
サブスクを利用するか決める時にレンタルできる服のラインナップを確認し、許容できそうであれば契約する感じが良いと思います。
おわりに
私は以前サブスクを利用していましたが、今は利用していません。
解約したのは節約のためで、お気に入りの服がある程度揃ったら、それを長く着続ける方が長期的な節約になるからです。
でも、お気に入りの服に出会えたのは間違いなくサブスクのおかげです。
自分に合う服や好きな服がよくわからず迷走していたときに、サブスクで色々試して、何度か着てみることで、本当にお気に入りの服に出会えたからです。
以前サブスクを利用していた際に購入した服は10着ほどあり、今でもヘビロテしています。
サブスクを通して、自分が着たいと思える服の軸が明確になったのもよかったです。
多少の不便さはありましたが、毎回服が届いた時のワクワク感は今でも覚えていますし、利用して良かったと思っています。
こちらの記事が少しでも誰かの参考になれば幸いです!
【書評】『替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方』の要約・レビュー
今回は国分峰樹さんという方が書かれた、『替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方』という本についてまとめました!
本書では、「一度専門性を身につける方法を体得すれば、さまざまな分野に横展開して使うことができ、どこへ行っても通用する人材になれる」と強調した上で、専門性を身につける方法を解説しています。
テクノロジーの発展が目覚ましい今、「ビジネスパーソンとして生き残るにはどうすればいいか?」と悩んでいる方へのヒントになると思いますので、興味のある方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
目次
著者の紹介
著者である国分峰樹さんは現在、株式会社電通のビジネスプロデュース局の部長を務めながら、東京大学大学院博士後期課程に在学中です。
過去には以下の学位を取得しており、
さらに、以下の大学などで非常勤講師も務めています。
とんでもない経歴の持ち主ですね。
ビジネスだけでなく、学術においても広範な知識と経験を持っていることが、著者の大きな特長だと思います。
要約
本書で大切だと思ったポイントを、私なりにまとめてみました。
本書で書かれている順番と前後するところもありますが、ご了承ください。
専門性とは何か
本書では専門性とは、「新しい専門知識を生み出すこと」と定義しています。
言い換えると、既存の専門知識をインプットすることは専門性とはいえません。
なぜでしょう?
それは、ネットやAI(ChatGPTなど)の発達により、誰でも情報を手に入れやすくなったため、ただ情報を知っていることの価値はなくなってきているからです。
一方、抽象的な概念を生み出すなど創造的な思考をするのは、AIよりも人間のほうが優れています。
これからの時代にビジネスパーソンとして生き残るためには、創造的な、人間ならではのやり方で専門性を身に付けることが大切です。
専門性を身に付ける方法
自分が本当にやりたいと思えることを見つける
専門性を身に付けるには、「やりたい」という気持ちを推進力にして取り組むことが一番の近道です。
逆に、お金や周りからの賞賛といった打算的な動機や、「やらなきゃ」「やったほうがいい」というような義務感で取り組んでも、「新しい知識を生み出す」ことはできません。
そのため、まずは自分が心からやりたいと思えることを見つけることが大切です。
自分らしい問いを立てる
やりたいことを見つけたら、今度は自分らしい問いを立てましょう。
自分らしい問いとは、「自分ならではの視点を疑問の形で表現したもの」です。
本のタイトルを例に挙げると、『文系と理系はなぜ分かれたのか?』はお手本のような問いです。
では、なぜ自分らしい問いを立てる必要があるのでしょうか?
それは、自分で問いを立てない人は、ずっと誰かに与えられた課題に取り組むことになり、将来的にAIに仕事を奪われてしまう恐れがあるからです。
自分らしい問いとは自分の興味・関心や問題意識から来るものであり、それらを持たないまま専門性を身に付けることはできません。
本から体系的な知識を得る
問いを立てたら、その問いをもとに、本から体系的な知識を得ましょう。
ネットやChatGPTなどの検索システムではなく、本から学ぶというのがポイントです。
なぜなら、検索システムから得られるのは断片的な情報であり、知識とはいえないからです。
本書では、知識とは「個々の情報が関連づけられていて、体系的にまとめられたもの」と定義しています。
本を読むことで、著者が様々な情報をどう関連づけ、体系化しているかがわかります。
そのため、検索システムよりもはるかに深く、効率的に専門知識を得ることができるのです。
論文を読み、知識を差別化する
論文を読むことで、その専門領域で最先端の知識を得ることができます。
多くのビジネスパーソンは論文を読まないので、論文を読むことで知識の差別化につながります。
さらに、最先端の知識を得ることにより、「何がわかっていて何がわかっていないのか」がわかるため、自分の問いにオリジナリティがあるかどうかがわかります。
自分の問いにオリジナリティがあるかは、新しい専門知識を生み出す上で重要です。
論文を読むのに抵抗がある方もいるかもしれませんが、論文は本よりも「多様」「詳細」「短い」というメリットがあります。
Google Scholarを使えば誰でもネットで簡単に読めるので、そこまでハードルは高くありません。
(論文の効率的な読み方は本書に書いてあるので参照してください。)
自分の意見を意識的につくる
知識をつけたあとは、自分の意見をつくることが大切です。
ここで「意見を持つ」ではなく、あえて「意見をつくる」としているのは、自分の意見は自然と出てくるものではなく、意識してつくるものであると強調するためです。
例えば、議論の場で他人の意見を聞いた時に、異論も反論もせず議論に貢献できないまま無言で同意した感じになるシーンはよくあると思いますが、これではオリジナリティを発揮できません。
自分のオリジナリティを出すには、自分の意見と他人の意見の違いを明確にし、積極的に「何か発言してやろう」と意識することが重要なのです。
多様な人々と議論する
自分の意見をつくったら、次は多様な人々と議論してみましょう。
自分と考えが違う人の意見を聞くことで、1人では得られない知見を得られます。
15世紀のフィレンツェでヨーロッパ中の文化人が自由に交流し多彩な文化が花開かれたように、新たな発見は多様な意見が交わることで生み出されます。
ネットで調べれば簡単に情報を得られる現代では特に、議論することの意義は大きいです。
感想・レビュー
続いて、本書を読んで私が個人的に感じたことをまとめます。
著者の情報収集力・構造化力が高い
まず本全体の感想として、良い意味で引用の多さに驚きました。
本書の内容は様々な本や論文だけでなく、経団連や文部科学省から得た情報も踏まえて論理が展開されています。
本書ができあがるまでに、とんでもなく多くの情報の取捨選択と思考を経たのではないかと想像すると、著者の情報収集力や構造化力がすごいと思わざるを得ませんでした。
本書に「個々の情報を関連付けて体系化するところに著者の個性が表れる」といったことが書かれていましたが、膨大な情報を著者なりにどう抽出し、体系化しているかを知る意味でも読む価値があると思いました。
やりたいことを見つけるのは大切だけど難しい
本書で「自分がやりたいことでないと専門性を身に付けるのは難しい」とありますが、そもそもやりたいことを見つけるのって難しくないですか?
もちろんやりたいことが明確にある人もいますが、私の周りでは自分が何をやりたいかわかっていない人のほうが多くいる気がします。
私自身も興味があることはたくさんあるのですが、努力を努力と思わず、積極的に自分の時間を投下してまでやりたいと思えるレベルのことは見つかっていません。
やりたいことを見つけるのは大切だけれど、見つけるまでが一番難しいなあと感じました。
仕事でも家庭でも、身近なところから問いを立てれば良い
個人的に、本書でいう専門性は割と学術的なことを指している印象を受けました。
でも私は、専門性を身に付けることは、大学や大学院でなくてもできると考えています。
また、そこまでちゃんとしたやりたいことを見つける必要もないと思うのです。
専門性が単なる知識ではなく、新たな知識を生み出すこと自体を指すのであれば、「いかに新たな知識を生み出す経験をしてきたか」が重要になると思います。
だとすれば、「仕事でも家庭でも身近なところで問題意識を持ち、自ら問いを立てて探究すれば、専門性は身に付く」というのが私の意見です。
例えば、今上から言われたことだけをこなす仕事をしている場合、このままだとAIに仕事を奪われる可能性が高いです。
でも、「どうしたら仕事の効率を上げられるか」などの問いを立て、探究することで、新しい知識を生み出せると思います。
専業主婦でも、「どうしたら今の暮らしをもっと快適にできるか」などの問いを立てることはできるはずです。
世の中には、同じ人間も、同じ会社も、同じ家庭も存在しません。
それぞれは必ずオリジナルなので、ある環境で得た知識を別の環境でそのまま適用するのは難しいです。
オリジナルな人・会社・家庭などの中で、それぞれに最適化した新しい知識を生み出していけば、専門性につながるのではないかと思いました。
おわりに
書評を書くのが初めてなので読みづらい点もあったかと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
もし読んでみたいという方がいましたら、こちらにAmazonのリンクを貼っておくのでぜひ読んでみてください!
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【登山レポ】登山初心者が高尾山に登ってみた(紅葉シーズン・休日)
目次
はじめに
2023年11月19日(日)に、高尾山に登ってきました!
高尾山に行こうか迷っている方や、高尾山に行ってみたいけどイメージがいまいち掴めない方の参考になればと思い、こちらにレポートをまとめます!
登山コース
今回は色んな景色を楽しむため、登りは4号路の吊り橋コース、下りは1号路の表参道コースで下ることにしました。
行きに4号路を選んだのは、王道の1号路よりも人が少なく、難易度も低い上に早く登れそうだったためです。
混雑のピークの前に山頂で昼食や写真撮影を済ませ、下りは1号路で気ままに楽しみながらゆったり下る作戦でした。
登山の流れ
高尾山口駅到着〜コンビニで買い物
朝の9時45分に高尾山口駅に到着し、駅にあるセブンイレブンでおにぎりと飲み物を購入しました。
昼食は山頂にある飲食店で食べる予定でしたが、あまりの混雑で入れなかった時のためにおにぎりを買っておきました。
高尾山の中の自販機では飲み物は高め(水でも1本210円)だったので、飲み物の用意がない方は、こちらのセブンイレブンで買っておくことをお勧めします。
登山開始
10時に登山を開始しました。
今回はケーブルカーもリフトも使わず、全部歩いて登りました。
最初の高尾山駅展望台までの道は、登山初心者で体力のない私には結構大変で、疲れました。
でも展望台にたどり着いた時に見えた景色はとても気持ち良く、まだ山頂に着いていないにも関わらず達成感を覚えていました。笑
展望台からの風景を堪能した後、4号路に入ると明らかに人が減り、快適に登れました。
4号路は紅葉が少ないものの、人が少ない分、じっくりと自然を楽しめました。
ただ狭い道も多く、注意しないと下に滑って死にかねないので、特に人とすれ違う時は少し怖かったです。
途中には吊り橋もあり、結構揺れを感じたのでスリルがありました。
4号路から山頂までの登山の難易度としてはそれほど高くなく、体力に自信がない私でもスムーズに登れました。
山のふもとから高尾山駅展望台までの道に比べれば全然楽でした。
山頂到着
山頂には11時半に到着しました。
10時に登り始めたので、1時間半かかったことになります。
山頂では紅葉をたくさん見れて、とても綺麗でした!
人の数は結構多く、地面にレジャーシートを敷いてお弁当を食べたり、キャンプ用品で調理している人も多かったです。
天気がよかったので、富士山もくっきり見れました!!なんと素晴らしい景色!!
昼食
山頂の飲食店は並んでいてすぐに入れなそうだったため、山頂から10分歩いたところにある、細田屋というお店で昼食を食べることにしました。
メニューは定番のとろろそばの他に、山菜そば、なめこ汁、おでん、おしるこ、ビールなどもありました。
お店にはすぐ入れましたが、店員さんに「そばは提供までに15~20分かかる」と言われました。
せっかくなので少し待つとしても定番のものを食べたいと思い、とろろそばを注文しました。
15分ほど待った後とろろそばが運ばれてきたのですが、まずとろろの多さに驚きました。
食べてみると、とろろの粘りが強く、汁に溶ける気配もないほど重い。
蕎麦も程よくコシがあり、美味しかったです。
量もちょうどお腹いっぱいになれる量でした。
お店の席からは富士山も見えて、景色がとてもきれいでした。
最高の景色を眺めながら山登り後に食べる蕎麦は格別です。
再び山頂へ
昼食後に山頂に戻ると、昼食前よりも混雑していたので、早めに昼食を食べておいてよかったと思いました。
もう昼食は済んだので、山頂の標識前で写真を撮ったり(休日は行列必至)、売店に並んで好きなものを買ったりと、時間を気にせずゆったり山頂を楽しみました。
下山
13時から、1号路で下山し始めました。
昼過ぎの1号路は大変混雑しており、あまりの人の多さに「ここは山というより市街地なんじゃないか!?」と思うほど。
1号路の途中には薬王院というお寺があったので、寄ってみました。
調べてみると、薬王院は奈良時代の744年に建てられ、1200年以上の歴史を誇るパワースポットのようです。
境内には「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」という、大きな輪があります。
願い事を念じながらその輪の中をくぐり、その先にある「大錫杖(だいしゃくじょう)」を鳴らすと願いが叶うと言われているそうです。
途中におみくじもあったので引いてみました。
色んな種類のおみくじがありましたが、私は100円の棒が出るタイプのおみくじを選びました。
結果は半吉でした。
内容は「悦び事はありません。あっても後に悲しみとなります。」や、「新築、移転、縁談、旅行みな悪いです。」など、結構落ち込むようなことがばっさり書かれていて悲しくなりました。笑
薬王院の後は売店を見たり、お団子を食べたりしながらゆっくり下り、15時半頃高尾山口駅に到着しました。
最後に
今回高尾山に登れて、本当に楽しかったです!
普段めったに登山をしない私ですが、登山は登るたびに景色が変わるので飽きないですし、山頂にたどり着いたときに達成感も味わえるので、月並みな感想ですが「登山って良いなあ」と感じました。
ただ、紅葉シーズンで休日だったこともあり、混雑はすごかったです。
9時前に登り始めればもっと人が少ない状態で楽しめたと思います。
ただ朝が弱い私には、今回のように10時に登り始め、人の少ないコースで早めに山頂まで登り、混雑のピークが来る前に山頂で昼食を済ませ、下りはゆっくり下るという流れは割とよかったと思っています。
皆さんにとって少しでも参考になれば幸いです!